水を生かす
ここ一年くらい、実は水のレッスンについて、手詰まり感があった。
もう少しここをこうしたいけど、自分の限界というか、打つ手を出し尽くした、というか。
そんな時は人の力を借りる。
で、この方の力を借りた。
吉川にピラティスとヨガのスタジオを果敢に立ち上げ、私を誘ってくれたお方である。その名はtomoko。
そして彼女は果敢にもシルクサスペンションまでスタジオに導入し、私もそれに乗っかってシルクサスペンションインストラクターになった。面白くて、嵌まった。
そんなtomokoとの出会いは、10年くらい前。アクアエクササイズのインストラクターとしてだった。そんなに前から知り合いなのに、意外にもお互いのレッスンを受けたことがない。
彼女と私は、アクアの世界の中で全く違うところで育ってきている。途中私はヨガに横道逸れ(笑)かなりそっちに嵌まり込んでいる。彼女はピラティスの道を走りながらも、アクアエクササイズのインストラクターとして国際的な舞台に立った。昨年のこと。
そしてがっちり競泳上がりの方でもある。
お水の経験豊富。
で、ちょっとアクア手詰まりになった私は彼女に頼みこんで、手の内を教えて欲しい、いや、お金払うからネタください、と(笑)。彼女のDVDを買った。
私、水を生かしきれていないんじゃないか、という漠然とした思いがあったのだ。もっと上手く水を使えば、もっとみんなの身体を自由に動けるように出来るんじゃないかな、と。
で、tomoko'sDVDをiPhoneのビデオに収め、レッスン移動時など電車の中で見ている。
そっくりそのまま真似をするというよりは、動きの本質を見るようにしている。この動きは身体の何処が動くのか。
うーむ。
流石である。
きっとこのウォーミングアップ、このコリオグラフィーをこなしたら、身体の隅々まで刺激されそうだ。
彼女の強靭な(?!)肩の秘密もこのコリオグラフィーにあるように思った。
全てをパクらず、私の今やっていることのうち幾つかを差し替えてみた。
効果は、参加してくださっている方の表情で感じ取れている。
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