身体にごめんね、ありがとう。
2014年のはじめに出会えた、齋藤さんというパーソナルトレーナーの方がいる。
ひとのこころとからだ、といったタイトルの、循環器内科の稲葉先生のお話を聴いた。心臓っていう、生死に密接に関わっている臓器と日々接している稲葉先生のお話は、その後の私にとてもとても大きな影響を与えてくれた。
その集まりにはかなり多くの人が来られていて、代替医療と呼ばれる分野の方が大部分だったように思う。その中で私の記憶にある限り、フィットネスクラブで働いているのは齋藤さんと私だった。
その後の懇親会で近くに座り、齋藤さんからいろいろなお話を伺うことが出来た。
その齋藤さんが、本を出すことになり、それについてのインタビュー記事を読んだ。昨日。何回も読んだ。
これがその記事。
少し前に私がなぜ怪我をしないのか、どうやってからだを維持しているのか、ときかれた。
即答出来なかった。
たぶん、いろいろ気をつけているうち自然と出来た習慣が役立っているのだろうが、あまりにもデータが多すぎて、しかも言語化することをしていなかったので、即答できなかったみたいだ。
気をつけていることは、食べるもの、トレーニング、生活習慣、いろいろとある。
ところが、齋藤さんのインタビュー記事を読んでいて、それ以外のあることに気づいた。あ、これ私やっている!ということ。
それが、からだにありがとうとごめんねを言う、だ。
最近は肌が乾燥し、ごま油でのオイルマッサージを再開した。その時に、固くなっていたりカサカサしていたり、冷たくなっている場所には丁寧に手をあてる。
先日は、右足の親指付け根にしこりができた。ガングリオンというらしい。普段から素足でプールサイドでレッスンをしているので、つま先に負担をおかけしている感はあった。そうしたら、その辺りにしこりができた。その後、足の使い方を気にするとともにそのあたりを念入りに触れるようにした。いつもがんばっていたんだね。ありがとう、ごめんね。
すると、気にならないほどに小さくなった。わずか一週間ほどで。
からだは日々小さなサインを出している。
霊氣が出来るようになってからは、自己霊氣もする。腎臓、肝臓、胸、みぞおち。黙って黙々と働いてくれてありがとう内臓ちゃんたち。
昨日たまたまレッスンで喋っていた。
プールのレッスン、最後のウォームダウンで。
脚にありがとう、ってね。
目の前にいたお客様が微笑んだ。
その直後に齋藤さんのインタビュー記事を読んだので、はっとした。
からだにありがとう、ごめんね。
大切なことみたいだ。
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