自分で作るか、自分のことを思って作ってくれる人が作ったものを食べよう。
これ、アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)で習ったことなんですけど、本当に大事と思います。
食品添加物、人工甘味料、食肉偽装、農薬‥諸問題
もし、自分や愛する人が食べるなら、ワケのわからんものを口に入れさせようとしますか?
私は完全なヴェジタリアンではないです。
野菜は好きなので完全ヴェジを気取ろうと思った時もありました。
しかし、そうしてみたら体調が今ひとつ優れず。
今私は母に料理をお任せしています。
レパートリーがそんなに多くない母ですが、私の事を驚くほどよく見て食べ物が用意されている。
本当に母には感謝しております。
今夜は、鶏肉のおだんごと冬瓜のスープが用意されていました。この時期、冷めても美味しいし、あったかくしてもいい。
固まり肉が得意でないけど、肉は必要とする私。こないだ、添加物バリバリの生ハムを残したことも覚えていて、サラダには生ハムがのっていない(笑)
誤解のないように書きます。
ハムとかソーセージとか、本来の手法で作られたものは素晴らしい保存食です。お肉なんて、放っておけばすぐ傷んでしまうものを、お塩やハーブ、スパイスの力を借りて、煙で燻すということまでして、日持ちよく、美味しく仕上げてあるんですもの。
それが、大量に安価で売られているもののパッケージ、ぺろんと裏返して原材料を見てみると‥科学の授業を思い出す物質名がイッパイです。
本来の製法で作られたハムやソーセージは、私は喜んでいただきます。
でも実際問題、なかなか自分で料理したり、家族に作ってもらえる環境にないってこともあると思います。
自分のためを思って作ってくれる人、というのを、食べる人のためを思って作ってくれるお店や企業、って範囲を広げたら、選択肢広がるでしょうか。
そういう作り手の人達は、たいてい材料調達にも気配りが行き届いているので、利益最優先じゃなくて、ちゃんと地球や人に優しいお仕事をされています。
あ、ある程度の知識はあった方がいいです。以前私は良かれと思って、人工甘味料がんがんの飲み物飲んだりしてました。
同じ1000円をランチに払ったとしても、そのお金がどこに流れていくかということにつながります。
あと、そういったお料理は量が少なくて高くて、足りないのよ!!!とおっしゃる方。アスリートなど諸々の事情でカロリーやたんぱく質を必要とする方は別問題として、お腹いっぱい食べないと満足出来ないならば、お腹いっぱい食べなければ気が済まないその理由と向き合ってみるといいと思います。 お腹をいっぱいにすることで満たされないココロを満たしている、というのはダイエットに成功しないあるあるです。
消化に使う無駄な体力、食べ過ぎやなんかで身体を害してかかる医療費、食費、諸々の無駄が省けると思われます。
話は逸れました。
食べるものを選ぶ時の選択肢として、自分で作ったものか、自分のためを思って作ってくれた人の食事を選ぶ、というご提案です。
最後にこの写真、2013年、インドで食べたサラダ。
北インド出身で、デリーの日本の旅行会社オフィス兼ゲストハウスで働いていた料理人さん。ハートのある素敵な人達でした。あまりに優しかったので、帰る日は思わす涙出ちゃったくらい。
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